FC2ブログ

イタリア政治制度(1)

予告で書いていたように、
今回は「イタリアの政治制度」の
回目として、政治制度自体を紹介したいともいます。
つまり、法律上決まっていることを書きます。

英語+イタリア+公務員試験=?を解明するブログ

●議会
二院制
 上院=元老院 Senato della Reppublica
 下院=代議院 Camera dei Deputati

ともに直接選挙
日本人には当たり前に聞こえますが、
ヨーロッパでは間接選挙も多く存在します。
ドイツあたりは覚えておいた方がいいかも。

普通は「下院優越」で、日本でも「衆議院の優越」が採用されているのに、
イタリアは、「上下院対等というなんとも不思議な仕組みを採っています。
アメリカも「上下院対等」というのは、公務員試験頻出
でも、ちょっとやれることが違う・・・ってのが
いちいち書かないんで、公務員試験受験者は政治学のテキストで確認を
ちなみに、世界史で国際連盟に加入しなかった理由もここに隠れています音譜

●大統領 Presidente della Republica
日本人が「大統領」と聞くと、
アメリカ大統領のような強大権力を有しているイメージですが、
象徴という分かったような分からないような存在です。
一応、憲法87条では、
Il Presidente della Repubblica ? il Capo dello Stato e rappresenta l'unit? nazionale.
「共和国大統領は国家元首であり、国家統一を象徴する」
ということになっています。

といっても、日本の天皇ほど象徴としているだけではありません。
意外に政治に口出しして、みんな結構言うことを聞くという・・・

一体、何者やねんパー
とツッコミたくなるわけですが、そこは我慢。

間接選挙制で議員から選ばれているわけですから、
ある程度、実権を持っているのも分からなくもありません。

実際、新聞に大統領Napolitanoさんのコメントが出たりしています。

それに、象徴と言っておきながら憲法上大きな権限が与えられています
議会に教書を送ったり、軍隊の指揮をとったり[Art. 87]、
首相任命権・議会解散権[Art. 88]など実効的な権限を有しています。
議会解散は下院だけではないというのもミソです。

大統領の権限を比較すると、
アメリカ>フランス>イタリア>ドイツ
といったところです。

公務員試験的には、この位置付けを覚えておけば問題ないような気がします

●首相 Presidente del Consiglio dei Ministriと内閣
イタリア首相は正式には閣僚評議会議長という名称です。
こやつが、毎度お騒がせのBerlusconiという輩だったわけです。

なんとも不思議なお話で、

日本で何もしていない菅ちゃん支持率ダダ下がりの時期、

セクハラ疑惑裁判沙汰になっていたこの人、
なぜか支持率は菅ちゃんより高いという・・・

一体イタリア人は何を考えているのやらショック!

それでも、さすがに経済&財政危機を直面して、
結局、辞職することにはなりましたがドンッ

その辺の時事っぽい話は次回に回したいと思います。

と、こんな話は置いておいて、
まずは選出方法
首相は、大統領によって任命され、議会信任を得ることでなれます。

議会によって選ばれた大統領と議会の信任が必要なわけですから、
全く関係ない人間が任命されるわけではないですが、
両者の意見がズレることもあります。

議会が首相に対して不信任しても、
必ずしも解散に結び付くわけではありません。

議会解散権は大統領に帰属しているわけですから、
大統領が「政治に口出し」して、
首相と議会の間を取り持ったり、
連立協議をしたりすることになります。

それがうまくいかなくなった場合、
首相が辞任したり、議会解散になるわけです。

日本では、どうなっていたでしょうはてなマーク
公務員受験者のみなさん、憲法必須の知識!

というわけで、長々と書いてきましたが、
なんとなく分かって頂ければ幸いです。

ランキング登録しています!ポチッとお願いします!
スポンサーサイト



Ranking&Counter

現在の閲覧者数

にほんブログ村 英語ブログへ
Latest Posts
Monthly Archives
QRコード
QR
Latest Comment
Category
検索フォーム
Favourite Links
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる